苗床作り

田んぼの整地と平行して、苗床を作りました。苗は買うこともできますが、後々育つ田んぼと同じ環境、同じ土で芽を出し大きくなった苗は、三つ子の魂百までというように、その場に適応して強い稲に育つと考えています。また、自分たちで苗を育てることは、全過程で無農薬・無化学肥料を徹底できます。

この場で育てる種籾のお里は、湖東三山の麓にある『ノラノコ』の田んぼ。ノラノコさんは不耕起自然栽培でお米を作っていて、私たちがやりたい農法と合致。希少な「アサヒ」というお米は、機械で刈るには長すぎるけれど、手作業・一本植えには適しています。この「アサヒ」は、自然交配種の最後の種で、農薬をくぐっていない在来種ということです。私たちも微力ながら、この貴重な「アサヒ」を継ぎ守っていきたいという志です。

里山みんなの未来くらぶ

滋賀県近江八幡市の北部に位置する琵琶湖につきでた島学区で活動しています。いきや山(津田山)や奥津島山の麓で、変化に富んだ自然とともに、先人達の知恵と豊かな民俗が残っている場所です。 この里山の自然環境と文化を守っていくこと、自然に寄り添う循環した暮らしを広め持続可能な社会を創ることを目的に様々な活動をしています。

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