ほたるの観察会

島学区では、6月第一週になると、きれいな川の近くで蛍がとびはじめます。
美しいほのかな光を放ちながら、川辺をゲンジボタルが舞っています。
ゲンジボタルが飛ぶのは一週間ほど。蛍の一生は一年くらいと言われていますが、その大半を川の中と土の中で過ごします。
ほたるが生きるには、水がきれいであるのはもちろん、幼虫が上陸してまゆがつくれる柔らか土がある事が大事です(コンクリートで囲われたらサナギになれない…)。そして何より、草があること!卵を産む場所は水のすぐそばの木や草、苔です。おすとめすが出会うのも、木や草で覆われた風の防げる場所なのです(除草剤撒いたら…)。蛍から、自然環境を考えてみる事も重要ですね。
ゲンジボタルは川ですが、田んぼで見るのがヘイケボタル。田んぼに農薬が使われはじめ、どんどん見れなくなってきていると聞きました。
今日は、そんな蛍について色々勉強して、みんなで蛍を鑑賞した観察会でした(^-^)

里山みんなの未来くらぶ

滋賀県近江八幡市の北部に位置する琵琶湖につきでた島学区で活動しています。いきや山(津田山)や奥津島山の麓で、変化に富んだ自然とともに、先人達の知恵と豊かな民俗が残っている場所です。 この里山の自然環境と文化を守っていくこと、自然に寄り添う循環した暮らしを広め持続可能な社会を創ることを目的に様々な活動をしています。

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