苗床作り

冬は農閑期ですが、こちょこちょと崩れた畔を直したり水路を綺麗にしたりという整え作業があります。地域の年長者は、夏は暑さでなかなか作業ができないので動ける冬にやっとこう!とアドバイスしてくれます。


そして、今月に入りみんなで苗床作りをしました。苗床とは、種籾をまいて発芽させ、田植えできる大きさまで育てる種籾のベットのようなもの。とっても大事。

今年から初めて自然農の米作りをする新しい田んぼは、土の栄養状態も水持ち等の状態も経験知がないので、とりあえず土地を観察しながら手探りで進めます。

自然農の苗床は、水を入れず、耕さず、畑状の苗床に種籾を降ろしていきます。慣行農法の水を入れた苗代に慣れた地元の人は横を通ると『何植えるの~?』と興味津々で尋ねてこられます(笑)

できあがり!糠と藁をかけて種下ろしまでもうしばらく養生します。

里山みんなの未来くらぶ

滋賀県近江八幡市の北部に位置する琵琶湖につきでた島学区で活動しています。いきや山(津田山)や奥津島山の麓で、変化に富んだ自然とともに、先人達の知恵と豊かな民俗が残っている場所です。 この里山の自然環境と文化を守っていくこと、自然に寄り添う循環した暮らしを広め持続可能な社会を創ることを目的に様々な活動をしています。

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