タケノコ採り

4月後半は、孟宗竹のタケノコ掘りが行われますが、5月のGWを過ぎると破竹のタケノコの季節です。破竹は孟宗竹より細くて、地上30センチくらい出てきたものをポキっと折ってとるので孟宗竹のタケノコより簡単にとれます。

竹はとても強くて、森は整備を怠れば全部竹藪になってしまうほど、地下茎で伸び、環境が悪くても生育できる強い生きものです。昔は、加工しやすい竹は重宝されて生活の中でたくさん使われていて、どんどん出てきても消費されるという循環がありました。

しかし、今はプラスチック製品にとって代わられて、竹をとっても売れない・使わないということで手入れがされなくなった竹林は荒れています。ということで、みんなでタケノコ採りをして里山整備の一翼を担ってもらいました。

破竹は灰汁が少なく、簡単に茹でるだけでOK。食べやすいです。

ちなみに、6月には下のような真竹のタケノコが採れます!こちらも可食部は少ないですが美味です。

里山みんなの未来くらぶ

滋賀県近江八幡市の北部に位置する琵琶湖につきでた島学区で活動しています。いきや山(津田山)や奥津島山の麓で、変化に富んだ自然とともに、先人達の知恵と豊かな民俗が残っている場所です。 この里山の自然環境と文化を守っていくこと、自然に寄り添う循環した暮らしを広め持続可能な社会を創ることを目的に様々な活動をしています。

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