ホタル観察会

今年もホタルが舞い始めました。ホタルって、2千種類ほどいるらしいのですが、水辺のホタルは珍しく、日本では3種類のみ。そのうち、この集落ではゲンジボタルが小川の周りで命の営みを続けています。
ホタルの一生は約1年。川の中で幼虫として過ごす期間が一番長く、私達が良く知る光りながら舞っている姿でいるのは本当に短い期間だけ。その成虫も、1000個の卵のうち2~3匹しか生き残れないという自然界の淘汰のなかをサバイバルした個体。

そのような事をシェアしながら、ホタルの乱舞にみとれた時間でした。

そんなホタルは、コンクリートでなく土の小川で、周りに草が生えてないと生きていけません。川をコンクリート水路化したり、除草剤を用いると命は繋げません。人間の行いによって、ホタルだけでなくあらゆる生き物が減ってしまうことのないよう努めていきたいものです。

里山みんなの未来くらぶ

滋賀県近江八幡市の北部に位置する琵琶湖につきでた島学区で活動しています。いきや山(津田山)や奥津島山の麓で、変化に富んだ自然とともに、先人達の知恵と豊かな民俗が残っている場所です。 この里山の自然環境と文化を守っていくこと、自然に寄り添う循環した暮らしを広め持続可能な社会を創ることを目的に様々な活動をしています。

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