しめ縄作り

もうすぐお正月、歳神様をお迎えするための準備のひとつ、しめ縄作りワークショップを行いました!もちろん、みんなで育てた藁を使います。歳神様に来ていただく神聖な場を示し、不浄なものが入らないよう結界を張る為に設置すると言われているしめ縄。日本の多くの場所でしめ縄に稲藁が使われている(マコモや麻のところもある)ことが、米作りが神聖でとても大事なものと考えられてきたことを示しているのでは、と思います。


ワークショップでは、しめ縄・しめ飾りのいわれや、しめ縄が左綯いである理由(違う地域もある)、しめ飾りにする時に使う縁起物、等説明しながら、藁スグリ→藁うち→縄綯い→飾りつけ、という手順で作って行きました。裏白は地域の山からとってきて、葉付みかん(橙の代わり)はEarth-naくらし・まなび舎の無農薬自然栽培のものを収穫し、南天や松も近辺で調達。

綯う作業は初めての人が多く、最初は苦戦する人もいましたが、徐々にコツをつかみ、最終的には世界でひとつだけの素敵なオリジナルのしめ飾りが完成。大人もこどもも笑顔がはじけていました!

里山みんなの未来くらぶ

滋賀県近江八幡市の北部に位置する琵琶湖につきでた島学区で活動しています。いきや山(津田山)や奥津島山の麓で、変化に富んだ自然とともに、先人達の知恵と豊かな民俗が残っている場所です。 この里山の自然環境と文化を守っていくこと、自然に寄り添う循環した暮らしを広め持続可能な社会を創ることを目的に様々な活動をしています。

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